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 日常を語ったり、読んだ書物を語ったり、ぼちぼち文を書いたりして遊ぶ現実逃避ブログ。頭は中学二年生で止まってます。
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不死鳥プロローグ
2009-06-01 Mon 08:43
 よっしゃー!!不死鳥のαともいえる話ようやくアップ。この話に決まったプロローグなんてモノは無いのですが、ブログのではお前に決めたぁぁ!!!












 「道化師に罪は無い」
   へたり込む少年。彼の名は道化師。それを囲むように立つ青年と少年少女。離れた所にいるのは黒衣を纏う男と女。
 「こいつを殺す義理も無ければ生かす義理も無い。だから無かった事にして放っておこう、このまま」
   少女が無表情に呟いた。
 「あんたらは何なんだ」
   掠れた声で口を開いた道化。向こうで事の顛末を眺めていた女がくつくつ笑う。
 「ありきたりで安い台詞だ。否、そう言うこの台詞こそが安いのか」
   その女の言葉に傍らの男の目が細くなる。笑ったのだ。
   女は道化を囲む三人を指差す。
 「こいつらは異端審問官。私たちは...」

   「単なる不死鳥だ」

 [幕]
 《とある1シーンより抜粋》

  *

 この物語に終わりだなんて無い。あえて言うなら、始まりですらも。
 出発点も無ければ終点も無い無限を生きる『運命』が創りだした『不死鳥』。
 彼らもまた終着の無い永遠を生きる存在。始まりがあっても終わりなんて永劫来やしない。終着を夢見て、絶望するだけ。とても美しい者達さ。永久に狂い咲く一輪華達。

 「ああ、あなたが『読者』か」
 「全ての物語は想像空想の上に成り立っている。君たちが今生きている世界も誰かの頭の中の想像なのだ、と言われたら君はどう思う?」
 「想像した者を『作者』。想像された場を『世界』。世界に生きる者を『登場人物』」
 「君たちもどこかの誰かの頭の中で創られた『登場人物』なのだよ。そして君たちもまた『作者』であり、誰かの世界を覗く『読者』であり、『世界』を創り、『登場人物』を想像する」
 「こうして数多の世界は想像される」
 「ねずみ算式だね」
 「しかしその世界の海を渡り歩くことの出来る存在が有る」
 「だからといって彼女達は特別だという訳ではないがね」
 「そこらの人間みたいにちょっとした目的を持って、そういう能力が秀でてるだけの者たちだよ」
 「君たちは」
 「そんな数多の世界を渡る」
 「彼女達を知っているか?」


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この記事のコメント
読んだよ。ってか今日お休み?
・・・だったら、続き打つけど。ここで。
感想 毎度毎度単調で申し訳ないが、
やっぱり神。かっこいいよ。うん。
ウチはそんな大人っぽい文が書けんので、
やっぱ憧れます。
続き(?)楽しみにしているので。
では(^▽^)ノシ
2009-06-01 Mon 09:12 | URL | 桜夜 #-[ 内容変更]
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